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奇跡の数学

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奇跡の数学 入江伸 祥伝社(絶版)

オヤジらしくまたも懐かしい本です。しかも絶版なのでここに書くのはあまり適当でないのですが,古本屋を探せばまだまだ手に入るようなので書いてみます(Amazon経由の古本屋ではみな三千円近くで売られてます。四,五百円の新書だったのに)。
入江伸という人はその昔,有名私立中高への進学塾の走りとして有名になった伸学社という塾の塾長。当時何も知らなかった田舎の中坊の私は,本屋で「奇跡の数学」というインパクトのある新書を発見(NONブックス,懐かし!)。おそらく小一時間くら立ち読みし,その分かりやすさや奥深さに感銘して買ってきたのです。
私が1次関数の授業で話すときのイメージは,少年の時に読んだこの本の印象がベースになっています。身近なもので具体的に考えればよくわかるのだ! ということをそのとき体験しました。
当然その後出た「奇跡の受験数学」も読みました。当時の私には難しすぎましたが。

当時この入江塾は飛ぶ鳥を落とす勢いで有名中学高校の合格者を輩出しました。当然マスコミが取り上げて話題になり,その教育方針には賛否両論があったようです。異を唱えていた1人は数学者の遠山啓先生。当時朝日新聞で2人の教育観について激論を戦わせるコラムが連載されていたのを覚えています。そんなことをきっかけに,遠山先生を知ることにもなり,高校生になって岩波新書の「無限と連続」を読んで感動し,大学生になって「水道方式」という指導法があることを知りました。まさかするとは思わなかった塾の仕事をするようになってから,当然水道方式にはお世話になり,まだまだ何も分かっていない自分であることを今だに再認識し続けています。
本のつながりはすばらしい。

最終更新 2011年 7月 01日(金曜日) 15:29

自然界における左と右

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自然界における左と右 マーティン・ガードナー 紀伊国屋書店

中学生にはちょっとムズカシイですが。身近にありすぎて何も疑問を持たなかった「左と右」に関して,これだけの深い世界が拡がっているというインパクトを感じる本です。
高校生になると学校の勉強でも対称性ということを意識し始めます。その思考を深めるためにはとても良い情報です。

そもそも「左」と「右」の区別を言葉だけで説明することはとてもムズカシイ。
箸を持つ方の手が右手...それはルール違反。習慣や共通の常識を使わず,客観的な言葉だけで右と左の区別を説明することが出来ないような...。なのになぜ人の心臓はほとんどの人で左側にあるのか,身体は何をもとにして左右を判別しているのか...?など疑問が疑問を呼びます。

学生のころ,「鏡は左右を逆にするのに,上下を逆にしないのは何故か」という命題を知って延々と考えました。最近になってその解答らしきものを見つけたのですが,それもどうやら正解ではないようです。奥が深いっ,右と左!!

最終更新 2011年 6月 10日(金曜日) 15:19

化学のドレミファ

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化学のドレミファ 米山正信 黎明書房

オヤジらしく懐かしい本の連発です。化学に興味をもつための本。とにかく読め!
もっと新しい本があれば良いのですが,勉強不足で最近のこの手の本を今は知りません。そのうち調べてみますが。それはともかく,このシリーズはおそらくどこの図書館にでも(きっとボロボロかも)あるはずなのでまずは手にとってみること。
中学生のとき本屋で見つけ,「化学電池」の説明が超分かりやすく興奮したのを覚えてます。シリーズを全部読みました。

学校や塾の勉強にありがちな「結果だけをこうだよ...」それを覚えるのが理科の勉強だ..なんて思っている生徒がいます。イカン! ぜひ理科の本を自分の意志で捜して読んでください。

科学の本を読んでどんどん興味を広げてください。読んだ本の巻末の「参考文献」や「より深く学ぶために」などとして紹介されているさらなる類似の本で,益々興味と知識と思考が広がっていくのです。そういうことも中学生の時に体験して欲しい

最終更新 2011年 6月 10日(金曜日) 15:21

πの話

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πの話 野崎昭弘 岩波書店

中高生から分かるπに関する本の名著です。πの歴史,大事。学校の数学だけだと数学がどのように発展してきたのかという歴史はほとんどと言っていいほど学びません。
数学の理解を深める上で,歴史をたどってみることはとても重要だと思います。

小学生から試せるような「粘土」を使ってπを求める話から,モンテカルロ法,ビュフォンの針,π/4=arctan1の展開公式,ε-δの話など,高校生から大学生,そして大人になるまで一緒に成長できる本だと思います。

わたしは確か中学2年生の時に読んで,そのときは粘土とそのちょっと先くらいまでしか理解できませんでした(#^.^#) 今また読みたい本です。

中学生はこの本を手にとって「わくわく」せよ!

最終更新 2011年 6月 10日(金曜日) 15:22

中学数学の疑問にこたえる10分授業

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